肌や髪のうるおいを保ち気持ちを明るくする働きのある「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と、妊娠の準備のために食欲を増したり、水分や脂肪をためやすくする働きのある「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2種類があり、月経周期によってそれぞれの分泌量を変化させながらバランスを保ち、女性の心と身体を守っています。
どちらも女性にとって大切なホルモンですが、エストロゲンの分泌量よりもプロゲステロンの分泌量が増える月経前の約2週間は、イライラしやすくなったり、肌荒れや便秘、食べ過ぎ、むくみなどが起こりやすくなります。人によっては、3kg以上体重が増えるという場合も!
これらがひどくなるとPMS(月経前症候群)とよばれ、日常生活に差し支えるほどつらい症状が現れることも。まるで別人のようになってしまう自分自身をどうすることもできず、悩んでいる方も多いのでは?
見た目だけでなく、心も身体も低空飛行になるこの時期。少しでも自分らしく、心地よく過ごしたいものですよね。